MDR-CD900ST購入 レビュー
昨日の夕方に頼んだのにもう届きました。ヨドバシドットコム早いわー。
今回は超定番モニターヘッドホン、MDR-CD900STを購入しました！
この何の飾り気のないパッケージ。
流石プロ仕様。()
左下に立てかけてあるのは標準ジャック→ミニプラグアダプタです。
開封の儀！！
えっ、これだけ？
じゃん
安っぽ笑
内側はこんな感じ。
耳をすっぽり覆うタイプではなく、乗せるタイプですね。
長時間使ってると痛くなりそう…。
イヤーパッドは数年使うとボロボロ剥がれるタイプの素材ですね恐らく。
安い密閉型ヘッドホンと同じ素材かと思います。
オーディオテクニカのATH-AD500と並べてみた。
値段はCD900STの方が上ですが、しょぼく見えますね。
では、肝心の音はどうでしょうか。
僕の耳、大して良くないのでまともなレポートはできません。悪しからず。
音源：
JUDY AND MARY - KYOTO
楽器一つ一つの音がちゃんと聞き取れる。
スネアロールの音が本当に原音に忠実だと感じた。
中音域が出っ張っているように僕の耳には聞こえたが、これが恐らくフラットなのかな。
密閉型だけど中高音の伸びがよく、音が加工されている感はない。
そう、これはモニターヘッドホンなのだ。
上原ひろみ - XYZ
開放型のATH-AD500と比べても何故だろう、こちらのほうが抜けがよく聞こえる。
ATH-AD500は高音の伸びが素晴らしいが、CD900STと比べると中音域がやや引っ込んでいるように聞こえる。CD900STはフラット。
そしてこの曲を聞いても感じたのは、音の輪郭がはっきりしているということ。
輪郭がはっきりしすぎているがゆえに？リスニング用途には使えないと色んな所で言われているが、僕はリスニングでも好みの音かもしれない。
上原ひろみ - Double Personality
サックスのアタック感が心地よい。
繰り返すがとにかく音がはっきりしている。
ハイハットの音も直ぐ目の前で叩いているよう。
音場は広くはないのだが、上原ひろみの曲に関しては、スタジオのような反響の少ない小さな箱で演奏を聞いているような感じがした。
Dream Theater - The Dance Of Eternity
ハードロック系も行ってみよう。
このヘッドホンで聞いて初めて、「こんな音鳴っていたのか…」という気付きもあった笑
これは耳コピにも良いかもしれない。
低音がやや弱いというレビューを見かけますが、まぁ確かに弱いといえば弱いですね。
でもしっかり聞こえる。
総評：
すべての音にフォーカスを合わせることができるヘッドホン。
もう発売されて何十年も経つ古いヘッドホンだけれども、現在でも評価されている理由がわかる。
音の分解能が高く、解像度が高い、原音忠実のフラット特性。
見た目を散々バカにしましたが、音は素晴らしいです。
練習、DTMが捗りそう。
好みによってはリスニングでもおｋ．
モニターヘッドホン何買うか迷っているならとりあえずこれ買っとけ的な商品。
でもこれさえあれば良いという問題でもない。
重要なのは使用者の耳の良さと感性ですよね。
どういう音が良い音なのかがわからなければ、どんなに高級機材を使おうとも無駄だと思ってます。このヘッドホンを使っても、過剰な低音厨がミックスすればやはり低音過多のバランスの悪いサウンドになるでしょう。
しかし良い機材を買って良い音を聞けば感性は磨かれていくと思ってるので、機材に拘ることは良いことだと思ってます。
これ1台に頼るのではなく、リスニング用ヘッドホン、イヤホン、モニタースピーカー等を駆使して最終的にはミックスするのが良いのだと思います。客観的な視点でいろんな環境でサウンドを比較し、どんな環境でも心地よく聞こえる音を探ることが大切なのだと思います。
ちなみにこのヘッドホン、メーカー保証はありませんｗ
プロフェッショナル仕様だから初期不良以外は有償修理とのこと＼(^o^)／
逆だろープロ仕様なのだから手厚くバックアップしてくれーー
まぁ一つは持ってても損はしないヘッドホンかと思います。
２つ以上はいいかな。
ユーザーが多いのでこのヘッドホンを基準に会話ができるのも良いですね。
あと部品が多く出回っているので、保証は無いといえども長く使えそうです。
では今回はここらで。
相変わらずまとまりのない文章だ…。
SONY MONITOR HEADPHONES MDR-CD900ST
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
- メディア: エレクトロニクス
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